2026年9月19日

「花粉症の薬を飲んでいるけれど、鼻づまりがつらい」
「薬を飲むと眠くなるのが気になる」
「毎年花粉症に悩まれている」
「薬以外の治療方法はないの?」
このようなご相談は、耳鼻咽喉科でよくあります。
アレルギー性鼻炎の治療は、薬を飲むだけではありません。
症状や重症度、生活への影響などを考えながら、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法など、さまざまな選択肢を検討することができます。
今回は、アレルギー性鼻炎の治療について整理してみます。
まずは「何が原因なのか」を知ることから
アレルギー性鼻炎は、花粉やダニなどのアレルゲンに対する反応によって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こる病気です。
同じ「鼻づまり」でも、原因がアレルギーとは限りません。
副鼻腔炎や鼻の構造など、別の原因が関係していることもあります。
そのため、治療を考えるときには、まず鼻の状態を確認することが大切です。
アレルギー性鼻炎の基本的な治療
アレルギー性鼻炎では、
• アレルゲンを避ける
• 抗アレルギー薬などを使用する
• 鼻噴霧用ステロイド薬を使用する
• アレルゲン免疫療法を行う
• 手術療法を検討する
など、さまざまな治療方法があります。
どの治療が適しているかは、症状や生活スタイル、重症度などによって異なります。
「薬が効かない」と感じるときに考えたいこと
薬を使っているのに症状がつらい場合には、
「薬が効かない」
だけでなく、
• 鼻づまりが特に強い
• 使用方法が適切でない
• アレルギー以外の病気がある
• 鼻の構造が関係している
など、さまざまな可能性があります。
自己判断で薬を増やしたり変更したりする前に、一度診察を受けて原因を確認することをおすすめします。
舌下免疫療法という選択肢
アレルゲン免疫療法の一つに、舌下免疫療法があります。
これは、アレルギーの原因となるアレルゲンを少量から投与し、身体を少しずつ慣らしていく治療です。
すべての方に適しているわけではなく、対象となるアレルゲンや年齢、治療期間などについて確認する必要があります。
ゆい耳鼻咽喉科でも、舌下免疫療法についてご相談いただける体制を整えています。
鼻づまりが強い方にはレーザー治療という選択肢も
薬物療法などで十分な効果が得られない場合や、鼻づまりが強い場合には、手術療法を検討することがあります。
その一つが、下鼻甲介粘膜レーザー焼灼術です。
CO₂レーザーなどを用いて下鼻甲介の粘膜を処置することで、鼻づまりなどの症状改善を目指します。
ただし、レーザー治療がすべての方に適しているわけではありません。
鼻中隔の形や副鼻腔の状態などによって、別の治療を検討したほうがよい場合もあります。
そのため、「レーザーを受けたい」という方も、まずは診察を受けていただくことが大切です。
花粉症は「我慢するもの」ではありません
花粉症は毎年繰り返すため、
「今年も仕方ない」
「薬を飲んで我慢するしかない」
と思ってしまう方もいらっしゃいます。
しかし、鼻づまりや鼻水、くしゃみが睡眠や仕事、勉強などに影響しているのであれば、一度治療について見直してみる価値があります。
薬だけでなく、免疫療法や手術療法など、選択肢があることを知っておくだけでも、治療を考えるきっかけになるかもしれません。
ゆい耳鼻咽喉科では一緒に治療方法を考えます
アレルギー性鼻炎の治療は、「これが一番」という一つの方法に決まっているわけではありません。
症状の種類や強さ、生活への影響、これまでの治療、鼻の状態などを確認したうえで、その方に合った治療を考えていきます。
「薬を飲んでいるけれど、鼻づまりがつらい」
「舌下免疫療法について知りたい」
「レーザー治療という方法が気になる」
という方も、まずはご相談ください。
ゆい耳鼻咽喉科
要町駅4番出口すぐ